ナハトメイデン

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ナハトメイデン
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基本情報
大きさ 90〜590cm
分類 人類
寿命 180〜240年
その他のデータ
特になし
ページ情報
カテゴリー 人類
舞台 惑星ナハトマ
記事サイズ 3532バイト

ナハトメイデンとは、惑星ナハトマ人類である。

外見

 ウマに酷似した四足歩行の体と、首から上に黒マントを羽織った人間の女性上半身に酷似した頭部をもつ知的生命体。 マントを羽織っているように見える部分は、飛行時には翼に変形し、自身の超能力と組み合わせ飛行するために用いる。 この部位は超能力の修練や体内に取り込んだ瘴気により肥大化し、肥大化が進行した個体は本種他個体からは生存に余裕のある優れた個体とみなされる。

食性

 草食寄りの雑食。とはいえ完全菜食を試みる個体はわずかである。狩りの際には弓型に削った木製の杖から瘴気とサイコエネルギーを合成した矢を放つ。矢は対象に向けて誘導性能を持つために高い命中精度を誇る。マルクリアも後天的に学習することで同様の攻撃手段を使用できるが、本種のそれに対し威力や命中精度で並ぶ個体はまれである。

生息地

 主に文明的な都市にもいるが、本種にとって最も好ましいとされる地域は山間部である。そのため、惑星ナハトマの山岳地帯には同種による村落が点在している。

生殖

 性別の概念はないが、単体で繁殖することはない。生後40~60年程で成体となり、魅力的な本種別個体を見つけると、特有の呪文を詠唱し「愛の巣」と呼ばれる異空間に誘い込み、その中で交尾、出産などを行う。出産後90日をこの空間で過ごした後、子供ともども元の空間に帰還し、その後は所属国家や地域のコミュニティから必要な支援を受けながら生活する。

愛の巣

 同種の繁殖時に用いる異空間であり、個体によってはそのまま自身の家族の家としても使用する。この空間の入り口は本種が生得的に習得している呪文によってのみ構築、侵入、脱出、消去が行われる。内部空間は「黒紫のベルベット、サテンの布地で覆われた調度品が点在する洋館」と夜空に酷似した空間で構成されているが、異種による侵入の試みは現在成功しておらず、カメラなどの光学的機器による記録はすべて失敗している。

文化・生活

 マルクリア同様、闇の女神を信仰し、他の陸生知的生命体とともに国家を建設する。本種は飛行能力、背に荷物や他種を背に乗せての輸送能力においてナハトマの知的生命体の中でも群を抜いて優れている。この関係で旅客や貨物の空輸、空軍構成員、郵便などの職務に就く個体が多い。また、四足を用いた走行も平均的個体ならサイコキネシスと併用し時速300キロメートルまで出せる関係で、陸上の肉体労働等も本種が多く担っている。

関連項目

作者

Tatudon


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最終更新日2023年4月